糖尿病
糖尿病専門医により
個々に合った治療をご提案します
糖尿病とは
糖尿病は、血液中の糖(血糖)が正常値よりも高い状態が続く病気です。自覚症状のないまま進行し、さまざまな合併症を引き起こします。
そのため糖尿病は発症しないこと、すなわち未病の状態を維持すること、また発症したとしても早期発見・治療を行うことがとても大事です。
・血糖値が気になる、糖尿病の気があると言われたことがある・血縁関係に糖尿病の方がいる
・既に糖尿病の診断を受けているが専門医の治療を受けたい
などの希望がある方はお気軽にご相談下さい。
当院では糖尿病の治療についてご本人やご家族と相談しながら、個々に合ったオーダーメイド治療をご提案しています。
糖尿病の症状
糖尿病の初期段階では、ほとんど自覚症状がありません。しかし、進行すると、以下のような症状が現れることがあります。
・のどが渇く
・トイレが近い
・体がだるい
・食べてもやせる
・太ってきた
糖尿病の合併症
さらに血糖値が高いままでいると、体の様々な臓器に障害が起こり、合併症を引き起こす可能性があります。
糖尿病の合併症は、大きく分けて2種類に分けられます。
- しめじ:細い血管が障害される合併症
- えのき:太い血管が障害される合併症
細小血管障害(三大合併症)
し:神経障害 末梢神経障害や自律神経障害などの神経障害が起こり、手足のしびれや痛み、立ちくらみなどの症状が現れることがあります
め:眼(網膜症) 眼の網膜の血管が障害され、視力障害や失明につながる可能性があります
じ:腎症 腎臓の機能が低下し、腎不全から透析が必要となる可能性があります
大血管障害
え:壊疽 足の指や趾などが壊死し、切断が必要になることもあります
の:脳血管障害 脳の血管が詰まり、脳卒中を引き起こします
き:虚血性心疾患 心臓の血管が狭くなり、狭心症や心筋梗塞を引き起こします
三大合併症である『しめじ』は糖尿病の罹患歴が長く、放置している時間が長ければ長いほど進行していき、大血管障害である『えのき』は罹患歴などに関係なく、いつでも発症する恐れがあり、治療していない場合はそのリスクが上昇します。